2009.10.04

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2009.09.28

雨の夜に

JUGEMテーマ:photo




 耳鳴りが酷い。。
 
 頭だけが半分寝てしまう。
 自分勝手にバラバラと活動する
 私をつくりあげている細胞たちは
 勝手なことばかりしている。


アノ人が言うように
アタシはただ、
寂しいだけなのかな。

そうなのかもしれない。


自分は強いんだと
ずっと思ってきた。

でも、きっと違った。

まっすぐに生きることもできない、
頭でっかち。



嘘ついて
笑って。

震える右手を
左手で抑え込んで。


寂しいくせに
全部振りはらって。


どうしてこんなに不安定なんだ?
疲れる。



期待することもしないと
あの日決めたはずなのに。


ぐるぐるぐるぐる
鈍い痛みが頭の中を回ってる。



体内で飽和状態になるのは
不安と悲哀と倦怠感。




もう
つかれた。




www



2009.09.16

何の為に生きてるの?

そうよ、

死ぬために生きている。



決して 誰のためでもない。
アタシのためでもない。






死に逝くときの為に。





出来ることならば
三日月から転落死とか

愛する人に絞殺されるとか

キスで窒息死とかなら

笑いながら死ねると思うの。






いつでも死ぬために生きる。



それは
毎朝、偽りのアタシになるために
iPodで10分 意識を切り替えることと似ている。




やわらかなシーツに包まれて
イキながら逝きたいと
昔の恋人。




彼の願いは叶ったかしら?




そんなふうに死ねたら

間抜けな死顔になるんでしょうね。





可笑しいったらないわ。

命を懸けた傑作artね。




死ぬために生きている。
いつも考えている。


貴方と隣り合わせな死のことを。

2009.09.15

恋人は死神

ねぇ、タナトス、

貴方はいつだって後ろから
アタシをじっと見ているけど

本当は淋しいんでしょう?




ねぇ、タナトス

寂しがりやの貴方の

最初の友達になってあげる。




タナトスは 何も語らない。






貴方は幻だとみんなは言うけど
アタシには貴方が
泣いているのがわかる。


シロい仮面の下で
本当は 誰よりも
涙を流してきたのね。




タナトス、
貴方は万人から恐れられ
ずっと 独りぼっち


でもアタシは貴方を抱き締めるわ









きっと
それが 何もないアタシに出来る

唯一の存在意義。





愛してるわ。 タナトス。
貴方が喩ば 死神だとしても。

2009.09.13

欲求不満

200909121351000.jpg
ぐちゃぐちゃと不快な音をたてながら

食欲を満たす

そして胃拡張なのと笑う。


手にした銀色のフォークだけが
ギラギラと蛍光灯の明かりを反射してる。


食器はガシャガシャと音を立てて
白いテーブルクロスには跳ねたソースの染が無数にある。


別に お腹が空いているわけではないらしい。

唯、
毎日0時3分に食事を取るのが日課。


一秒も狂わない。

毎日毎日、
食べ続ける。

麻痺した満腹中枢は
誰も止められないのだから。







欲求不満は身体に毒ね。
アタシはそういって
水滴の付いたglassで
水を飲み干した。

**************



アタシは別に
どこも悪くない

普通だよ。

アタシの不眠はきっと
ただの甘えなんだ。


不眠の解消だって
昔寝れなくなったときと同じなら
眠るときに温もりがあれば寝れたんだから。


いまはもう悲しみに打ち拉がれてる訳じゃないんだ。

でも、ココロのどこかで





ずっと
愛がわからない自分が
やりきれなかったのかもしれない。


愛しいと思ったはず。
でも
ココロは形を変える。

我儘も言えなくなって
失う恐怖は肥大するばかりで
そのうち破裂するのかな。


淋しいなんて
もう二度と口に出せない気がする。
本当は淋しいのに 嘘つきね。

2009.08.25

パンドラの箱



PCが壊れた。 

**************



鍵を無くした箱を 

クローゼットの奥に隠していた。
中に入れたものは
宝物なのか
隠し物なのか
自分でもわからない箱。

いや、その箱の存在すら 
アタシは忘れかけていたのかもしれない。 




しかし、 
その箱は 突然目の前で開かれた。 


何の前触れもなく。


誰が出してきたのかも 
誰が鍵を開けたのかも 
どうして今、8年もの時を経て
突然目の前で開かれたのかも 
わからない。 わからない。






箱の中身は 
見覚えのある携帯電話。 



昔よく聞いたメロディーが響いていた。



恐る恐る 携帯電話を取る。 





電話の向こうから聞こえた声で 

私は思い出した。 









あの夜の会話。 






あの夜、 アタシは 
その記憶を箱に入れて鍵を掛けた。 






アタシの罪。




鍵を掛けた過去。 






今、何故突然アタシは
しまい込んだ過去を引っ張りだしたんだろう。 





ねぇ、アタシが 
貴方を殺したの?




2009.08.19

最後のお願い


さよならの直前の
最後のお願い。 





どうか死ぬまで 
私を忘れないで。 




いつも思い出さなくていいから 
最後に逝くときに 
思い出すのは アタシにして。 






私は 貴方を忘れない。 





だから 

どうか
 私を忘れないでください。

2009.08.07

蜘蛛の糸

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 見え透いた嘘すら そっとしまい込んで

 “愛おしい”などと言うの。

 慌ただしい太陽の下と 月明かりの下の静寂の
 微妙な関係性を ぐるぐると考えていたら
 夜が明けてきて 慌てて眼を瞑る



 此処を離れる支度をしよう。
 
 さよならはすぐにやってきて、
 あっという間に過ぎていくから。




 貴方の言う 完璧な貴方は
 アタシから見たら 痛々しくて
 泣いている子供を見ているみたいだったわ。


 誰かに堪らなく逢いたいのに
 誰かに堪らなく触れたいのに
 誰かに凡てを話してしまいたいのに


 いつも 流れるメロディーにかき消されて 
 本当の自分を見失う




 鏡に映らない アタシを
 誰か 見つけてって
 いつだって叫んでる。






 信じられないくらい嫌いなのに
 接着剤みたいな言葉が
 絡んで、どこにもいけそうにない。





 別に それでも明日は来るから 
 また 生きている 。

2009.05.20

御免なさい と くちづけを 。

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  だからって 今までと変われない 。

 我慢ができないから 醜いまま。

 其れでも 凛 として

 生きていける程

 強くはない。

 悲観的なのは 弱いから 。



 晴れたって 眼を瞑ったままで 

 青空 が 怖いのだ 。


 嗚呼。 御免なさいの口癖 。




 ごめんね 、 ごめん 。

2009.05.13

ゆめの はなし 、

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むかし よく見た夢では

いつも 真っ赤な靴を履いて

まるで オルゴールの上を 
くるくると回る 人形みたいに

躍っていた 。




疲れているのに 泣きながら 

私は 床に転がる くまのぬいぐるみを

妬ましく思っていた 。



誰かが 耳元で 

“とまっちゃいけないよ。”っていうから

泣きながら 踊っていた。




  ダンスシューズは 真っ赤な靴。

  爪が剥げても 踊り続けた 。


誰もいない l鏡の前 。


  くるくるくるくるくるくる 狂う。


  くるくるくるくるくるくる くるる。







2009.04.11

巡り続ける

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眩しく 痛いくらいの 青 。

また季節が巡り

8度目の彼の日。


眩しく 痛い 青。

涙色、 なみだいろ 、  


霞む季節は いつだって 優しいはずで 。