2009.10.04
2009.01.25
二つの標
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愛しているから 守りたい未来がある
力が いつだって 足りなくて
一人泣いて
泣いても何も変わらなくて
それでも唇を嚙む
血が滲んでも 苦しませたくない
ずっと 守られてきたから。
ずっと 支えられてきたから
生まれてきたから
関係ない。なんて 言えない。 言いたくない。
愛されていたのがわかる
だから 愛させて。
愛させてよ。
2009.01.25
2009.01.23
複写
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見上げていたいの。
古びて 色褪せて もう誰も 立ち止まらなくなっても。
100年先は 解らないから。
未来の空が 誰にもわからないように
一体いつから 此処にいるんだったかしら?
知っているなら教えてちょうだい?
鏡の向こう側へ行く方法。
アタシはもう一人のアタシと手を繋ぎたいだけなのに。
唯 其れだけなのに。
2009.01.18
段差
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転落していく感覚は
いつだって壁際に立てかけてあって
どうしてみんな 平気な顔して
降りていけるのか解からなかった。
置いてくの?
って 声だって出ないのに。
馬鹿じゃないの。全く。
って 雨が降りそうなあの日
“別に 落ちたって 死にゃしないさ”
と 後ろ向きで降りる君に
僕は 眼を瞑ったことを はっきりと覚えているよ。
2009.01.16
2009.01.13
…if
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アタシには “愛”なんて わからない
でも もしも
一人きりの夜に 誰かを思うことを
“愛”というならば
私は 貴方を 愛しています 。
愛することで 強くはなりえません。
もし アタシが強くなろうとするならば
それは 誰のためでもなく 己のため。
もし 強くなることを望むのなら
苦しくても じっと みるのです。
唯 想う夜に そっと 触れてみるのです。
2009.01.08
泳ぎ着いた先
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光の海を 彼の日 確かにアタシは泳いでいて
辿り着いた 其の場所で 視界を揺らしたのは
唯 静かに 漂う シロ だった。
手の届かない其れに
精一杯手を伸ばしたけれど
結局は 幻だったのかもしれない。
(嗚呼、 いつだって みえる。)
誰も 信じては くれないけれど 。
2009.01.04
瞑想
何時だって迷っているのだ
自分で決められる。だから迷うのでしょう。
毎晩 浴槽で
此の眼を閉ぢて、何も映らぬように祈る。
最終選考に残ったのは、結局
“yes”か“no”で
其れが自然の摂理だった
此の街に 身を沈めてしまえるならば 幸せなの?
歓迎できない朝も 眼を開けた儘迎えれば 機嫌よく笑えるのかしら。
(それと も 。)
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